霧桜

アクセスいただきましてありがとうございます。関連する約款や内部規程などを参照し、発売に問題がないことを確認した上で投稿しておりますが、記事と同じ乗車券類などを購入される際は御自身で関連する規則を今一度ご確認ください。当ブログを参考したことによる一切の責任を負いかねますのでご了承ください。以上を踏まえた上でご覧いただければ幸いです。

ワンマン列車の車内で発行された車内補充券

(讃)高松→昭和町の四国会社の車内補充券です。定期券からの乗り越し用として発券していただきました。一見すると何の変哲もありませんが、入手がかなり困難なものです。

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予備知識として、JR四国列車番号の法則性を理解しておく必要があります。

運行方法 列車番号
ワンマン運転 4×××M(D)
都市型ワンマン運転 5×××M

このように、ワンマン列車は列車番号の千の位が4、都市型ワンマン列車は5と設定されています。(サンライズ瀬戸号は例外)
都市型ワンマン列車とは、整理券の発行や集札を行わない、信用乗車方式というものです。有人駅では駅係員が改札・集札を行いますが、無人駅で乗降する場合は改札、集札、車内改札の何れもなされないため不正乗車が容易になります。無人駅で乗降する旅客は、乗車前に乗車券を購入するか降車後に駅設置の青色の箱に運賃を投入することになります。

前述の通り、不正乗車が容易である運行形態のため運転士とは別に乗務員が乗務し、抜き打ちで車内改札が行われることがあります。これはその際に購入したものです。

ワンマン列車でも、乗務員訓練などで車掌が乗務している場合が稀にあり、その際には4×××M(D)の車内補充券を入手することが可能です。